We Are The World〜チャリティソングの金字塔となった歌がレコーディングされた日
それはMTV全盛期と言われた80年代中頃の出来事だった。 ──1984年の12月24日にボブ・ゲルドフ(ブームタウンラッツ)とミッジ・ユーロ(ウルトラボックス)の呼びかけで、アフリカの飢餓と貧困を解消する目的で作られた歌「Do They Know It’s Christmas?」が発表され“バンド・エイド”というチャリティーキャンペーンが大きな成功を収めた。...
View ArticleWe Are The Worldの舞台裏で…
1984年、マイケル・ジャクソンは名実ともに絶頂期を迎えていた。 当時、彼はテキサス州のがん研究施設から救い出された3歳のチンパンジーを引き取って、どこへ行くときも同行させていた。 “バブルス”と名付けたそのチンパンジーに自分とおそろいの服を着せてパーティーや報道機関向けのイベントに連れて行き、ムーンウォークの踊り方も教え込んだという。...
View Articleナット・キング・コール〜20世紀を代表する偉大なシンガーは、もともと“歌わないはずの”ピアニストだった
1965年2月15日、20世紀の音楽シーンに偉大な功績を残した男が、サンタモニカの病院で家族に看取られながら静かに息をひきとった。 14歳だった彼の次女は「自分も父のような歌手になるんだ」と心に誓ったという。 ジャズ・ピアニストからポップス・シンガーに転身し、まさに“ジャンルを超えた活躍”を体現した彼の命を奪ったのは肺癌だった。享年45。 その男の名はナット・キング・コール。...
View Articleあのロックバンドやポップスターはいくら稼ぐ!?〜メガツアー歴代興行収入ランキング
ゼロ年代のネットカルチャー浸透やiTunesによる単曲ダウンロード。10年代に入るとスマホやSNSアプリの台頭、新たに定額制のストリーミングサービスも登場。あれだけ飛ぶようにCDが売れまくった90年代とは打って変わり、ベストセラーの量産がほぼ不可能(アデルは例外)となった今の時代。...
View Articleハイ・フィデリティ〜音楽を聴くことの素晴らしさや興奮をもう一度取り戻したい人たちへ
音楽を聴くこととは、一体何なのだろう? 「毎日の生活のテンションを上げたい」「楽しみが欲しい」「勇気や力をもらいたい」「救われた気持ちになる」「疲れが癒される」「大切な人と共感したい」「みんなで一緒に歌いたい」「あの頃の自分が蘇る」「仕事や企画のアイデアになる」……それぞれの想いが音楽を必要としている。...
View Article男たちのバラード②〜あの時孤独な心を救ってくれた“至上の一曲”たち
傷つき疲れ果てた夜。屈辱に覆われた夜。孤独に耐え抜いた夜。辛い過去に囚われた夜。悲しみに暮れた夜。一人で泣いた夜。そして静かに復活を誓った夜……あの時救ってくれた音楽。あの時人知れず耳を傾けた自分だけの音楽。アーティストたちも同じ風景を見つめていたのだろう。題して「男たちのバラード」。この至上の一曲たちを打ちのめされた男たちに捧ぐ。(選曲/中野充浩) ローリング・ストーンズ「If You...
View Articleあのライヴ盤はどれだけ売れているのか〜アンプラグドで2600万枚を売ったギタリストは?
今回は「ライヴ盤」に絞り込んだセールスランキングをお届け。 CDが売れなくなった現在、アーティストたちのライヴに注目が集まっている。そこには一夜の夢があり、興奮があり、感動がある。ライヴアルバムに耳を傾けることは、部屋や車の中でそれをいつでも共有し、アーティストの熱い演奏や歌と一体化できる特別な時間でもある。...
View ArticleDrift Away〜自由!さすらい!ロック黄金期を讃える歌
さあビートをくれ!俺の魂を自由にしてくれ! ロックンロールの海に溺れ、さすらいながら流れていくんだ! 「自由!さすらい!ロックンロール!」 古き良きロック黄金期を象徴するようなフレーズが歌のサビで繰り返される名曲「Drift Away (明日なきさすらい)」は、70年代〜80年代に多くのアーティスト達がコンサートで取り上げた“ロックンロール讃歌”だ。...
View Articleブルース・スプリングスティーンとクラレンス・クレモンズ〜永遠のミッシング・リンク
ブルース・スプリングスティーンの自伝的作品「Tenth Avenue Freeze-Out」(『Born To Run』収録)にはこう歌われている。「ビッグ・マンがバンドに加わって、転機が訪れた」と。 ブルースとザ・ビッグ・マンことクラレンス・クレモンズの出会いは今や伝説だが、クラレンスは半分は作り話と認める愉快な自伝『Big...
View Articleヘディ・ウエストを偲んで〜その足跡と名曲「500 Miles」の源流を辿る旅
2005年7月3日、名曲「500 Miles(500マイルも離れて)」で知られるアメリカの歌手ヘディ・ウエストが闘病の末に癌で亡くなった。享年67だった。 今日は女性フォーク歌手の草分け的存在だった彼女を偲んで…その足跡と名曲にまつわるエピソードをご紹介します。 1938年4月6日、ジョージア州ギルマー郡で生まれた彼女は4歳でピアノを始め、ハイスクール時代にはバンジョーを弾き作曲をしていたという。...
View Article--- Article Not Found! ---
*** *** *** RSSing Note: Article is missing! We don't know where we put it!!. *** ***
View Article--- Article Not Found! ---
*** *** *** RSSing Note: Article is missing! We don't know where we put it!!. *** ***
View Article--- Article Not Found! ---
*** *** *** RSSing Note: Article is missing! We don't know where we put it!!. *** ***
View Article--- Article Not Found! ---
*** *** *** RSSing Note: Article is missing! We don't know where we put it!!. *** ***
View Article--- Article Not Found! ---
*** *** *** RSSing Note: Article is missing! We don't know where we put it!!. *** ***
View ArticleWe Are The World〜チャリティソングの金字塔となった歌がレコーディングされた日
それはMTV全盛期と言われた80年代中頃の出来事だった。 ──1984年の12月24日にボブ・ゲルドフ(ブームタウンラッツ)とミッジ・ユーロ(ウルトラボックス)の呼びかけで、アフリカの飢餓と貧困を解消する目的で作られた歌「Do They Know It’s Christmas?」が発表され“バンド・エイド”というチャリティーキャンペーンが大きな成功を収めた。...
View Articleハイ・フィデリティ〜音楽を聴くことの素晴らしさや興奮をもう一度取り戻したい人たちへ
『ハイ・フィデリティ』(High Fidelity/2000) 音楽を聴くこととは、一体何なのだろう? 「毎日の生活のテンションを上げたい」「楽しみが欲しい」「勇気や力をもらいたい」「救われた気持ちになる」「疲れが癒される」「大切な人と共感したい」「みんなで一緒に歌いたい」「あの頃の自分が蘇る」「仕事や企画のアイデアになる」……それぞれの想いが音楽を必要としている。...
View Articleボ・ディドリーを偲んで〜名立たるロックスター達がこぞって継承してきたビートの発明者
「俺はチャック・ベリーみたいに器用なことは出来ねえ!ガンガン鳴らすだけだ!」 2008年6月2日、ボ・ディドリー(享年79)が米国フロリダ州アーチャーの自宅で息を引き取った。 死因は心不全と発表された。 晩年も精力的にツアーをこなしていたが…2007年5月13日、公演先のアイオワ州カウンシルブラフスで脳卒中をおこして入院を余儀なくされる。...
View Articleブルース・スプリングティーン~ビッグマンとボス
それは嵐の夜だった。 1971年9月のある夜、まだ若かりし頃の“ボス”ことブルース・スプリングスティーンは、自身のバンドとともに地元のニュージャージー州にあるクラブで演奏していた。 そこにサックスを持って現れたのが“ビッグマン”の異名を持つ黒人の大男、クラレンス・クレモンズだ。 彼がドアを開けた瞬間、蝶番が壊れてドアが吹き飛んだ。(クレモンズは強風のせいだと言っている)...
View Articleヘディ・ウエストを偲んで〜その足跡と名曲「500 Miles」の源流を辿る旅
2005年7月3日、名曲「500 Miles(500マイルも離れて)」で知られるアメリカの歌手ヘディ・ウエストが闘病の末に癌で亡くなった。享年67だった。 今日は女性フォーク歌手の草分け的存在だった彼女を偲んで…その足跡と名曲にまつわるエピソードをご紹介します。 1938年4月6日、ジョージア州ギルマー郡で生まれた彼女は4歳でピアノを始め、ハイスクール時代にはバンジョーを弾き作曲をしていたという。...
View Article